なにものにも代えがたいもの

立春と言っても寒い日が続きますが、朝の日の出や、日の入りの時間に季節の移ろいを感じている福本です。

節分、季節の変わり目を過ぎ、新たな気持ちでスタートされた方もおられると思います。

私はというと、引き渡し間近のお客様と、打ち合わせのはじまったお客様との打ち合わせで、気持ち新たに模型製作をしました。

わたしたちは建売住宅を何棟も建て、紙に描かれた図面を見て大まかなイメージを持ちますが、多くのお客様にとっては「はじめての家づくり」。

プランニングが決まっても、３D画像を見ても、イメージのわきにくいお客様もおられるのではないかと考え、様々なアプローチでイメージの共有を行いたいと思っています。

そのひとつが、模型。

屋根もはずれる模型なので、さながら、借りぐらしのアリエッティの家をのぞき込んでいるよう。

SNSの普及で手紙をもらうことがなくなったように、「実際に手に取って」という行為が少なくなっているように感じます。それでも遠く離れた、友達からの手紙は格別にうれしい気持ちにさせてくれます。そんな、何ものにも代えがたい「気持ち」を感じていただけると嬉しいなと思っています。

模型作りの時間は、友達に手紙を書くような、大切な人を想ってプレゼントを選ぶような…

そんな、日々良日な時間。です。