構造用金物

こんにちは、明和建築部FKです。

今回は『構造用金物』について少しお話しします。

構造用金物とは、その名のとおり、

建物の構造部材の接合・補強に用いられる金物をいいます。

地震が起きた時、柱や梁などの構造材が

バラバラに崩れてしまわないようにするためのものです。

計算に基づいて、それぞれ必要な箇所に必要な強度のものが取付けられます。

　

ホールダウン金物

土台と柱を連結します。

基礎に深く埋め込まれていて、

柱が土台から抜けないようにする金物です。

　

こちらは土台アンカーボルト。基礎に土台を固定します。

　

コーナー金物は柱の上部と下部に取り付けます。

柱と土台、柱と梁の接合を補強します。

　

羽子板ボルトは梁と梁の接合金物。

　

短冊金物も梁と梁の継手を補強します。

　

筋かいの端部を補強する筋かい金物。

建築用の金物はたくさんの種類があり、

これら以外にも、

継手や仕口といった接合部分を金物に置き換えてしまう

プレセッター工法などにより、

現在の木造住宅は昔とくらべて、その耐震強度は格段に向上しています。