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断熱材の施工

こんにちは、明和建築部FKです。

 

中間検査が終了すると、大工さんによる造作工事が本格的に始まりますが、

その前に外壁面に断熱材を施工します。

当社では壁面には厚み105㎜、天井に155㎜の

高性能グラスウール断熱材を使用します。

 

断熱材の施工にあたっては、ただ入れれば良いわけではなく、

壁内結露を防ぐ事が最大のポイントになるため、

無理やり押し込んだり、寸足らずで隙間ができたりしないよう

特に注意が必要になります。

グラスウールを包んだフィルムの重なりが途切れないように、

柱や間柱・梁に留めていきます。

こうすることによって室内側に気密層・防湿層を連続させて

壁内に湿気が侵入しないようにします。

 

また、筋交部分はグラスウールを隙間なく充填し、

筋交い表面に防湿フィルムを施工します。

 

断熱材をカットしたり貫通する部分は

気密テープ等の気密補助材を使用して隙間を塞がなくてはいけません。

 

断熱材は正しく施工されてこそ、その性能を充分に発揮できます。

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