こんにちは、明和建築部のFKです。
戦国時代、三本の矢の逸話で有名な毛利元就。
その息子、
三男小早川隆景が初陣を飾ったとされる古戦場跡地が、
近所にあるということを先日知りました。
小早川隆景といえば豊臣秀吉政権下で五大老にまでなった人物です。
行ってきました。
坪生町にある清水山古戦場跡。
中国地方の覇権を争っていた大内方の毛利(小早川)軍と
山陰の尼子方の山名軍が激突した戦場です。
この古戦場は当時、尼子氏の支配下にあった神辺城の出城(砦?)が築かれた小さな山で、
『坪生要害』、『竜王山城』、『清水丸』などとよばれていたとの事。
ここを毛利・小早川軍が攻め落としたのです。
7年にもおよんだ神辺城をめぐる攻防で、
大内氏(毛利)側にとってはその神辺城攻略の足がかりにもなった戦いだったようです。
現在は道路が貫通していますが、山のおぼろげな形がわかります。
道を登っていくと山頂には竜王社、厳島社、高麗社と3つの祠がありました。
頂上からの眺め。
東・南側には池が控えており、
守りやすく、攻めるに難しく、
敵の様子も手に取るようにわかる好立地だったのでしょう。
戦いの詳細はわかりませんが、江戸時代の頃に隣接する池の底をさらえた時や、
戦前、火の見やぐらを建てるため山の麓を掘った時に、
かなりの人骨が出てきた話が残っていますので、
きっと激戦が繰り広げられたのかもしれませんね。((((;゚Д゚))))
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